articleID:5740;categoryID:476

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

ここから本文

雪とワックスに苦戦しつつ、太田選手4位、新田選手5位と健闘

今日はメダルなしに終わった。
朝からみぞれまじりの雪が降っていたが、レース開始直後に雪に変わった。
そのため、キックワックスの選定が難しくスキーが滑らなかった。
選手たちは苦しい試合を強いられた。
その中でも太田渉子は4位、
新田佳浩も5位と特に健闘してくれた。


[写真]雪の中、力走する新田選手


長田弘幸は22位、近藤さつきは5位でシットスキーの部で健闘した。バイアスロン競技では、上位を目指したい。


日本チームでは、出来島桃子(新発田市役所)の途中棄権はワックスが理由。スキーがまったく滑らない状態でレースを続けるとダメージが大きく、今後のレースに影響が出ると判断、こちらの指示で棄権させた。
佐藤圭一(中電CTI)は20位だった。


ワックススタッフに人数をかけられない日本チームの現状では、微妙な天候変化に対応しきれず、厳しいレース内容になってしまう。
悔しい限りだ。
しかし、どのような状況であっても、選手に力を発揮してもらえるように準備するのが我々スタッフの仕事。
今後のレースでも、スタッフ一同、万全を尽くしたい。


2月1日(金)からは大会後半のバイアスロンが始まる。
明日30日と、あさっての31日は、大会スケジュール上ではoffとなっているが、日本チームはoffとはせず、射撃練習にあてることにしている。


日本では障害者スキー用のバイアスロン施設がないため、射撃練習は海外でしかすることができない。


W杯第1戦のドイツ大会では、バイアスロンが中止になったため、日本選手にとっては、フィンランド留学中の太田以外、今季初めての射撃練習となる。
選手たちはみな、初練習を楽しみにしており、この2日間で充実した練習を積み、大会後半に臨みたいと思っている。


日本から連日たくさんの応援をお寄せいただいている。
本当にありがとうございます。心から感謝する。
チームにとって、みなさまからの声援が何よりも励みとなっている。


大会後半もそれぞれの持てる力を発揮できるようチーム一丸となってレースに臨む。
これからも応援よろしくお願いいたします。


このブログからコメントをお送りいただけます。選手たちに応援のコメントを是非お寄せください。