2009年11月17日(火)[荒井秀樹]
新田佳浩がタイムトライアル
新田佳浩がスキートンネルで5kタイムトライアルを行った。
スキートンネルは、年中スキーができるが、
コーチにとってありがたいのは、
いつも同じ条件(気温や雪質)、同じ距離・コースでタイムトライアルできることである。
今は、トレーニングジムで岡野憲一コーチ(JISS)の筋力アッププログラムをこなしているから、筋肉痛もあるし、疲労もたまってきている。
でも、今日の新田佳浩の走りは、身体も動いていたし、昨年より大幅なタイム短縮した。
(5kmトライアル、ゴールする新田佳浩)
5kmを13分09秒(計算タイム)で、昨年の同じ時期、カナダチームとのタイムレースでは、14分20秒だから、1分10秒も短縮している。
昨シーズンは、夏から秋にかけて、スキーシューズが合わなかったり、腰痛で苦しんでいたこともあったが、
今シーズンは、順調にトレーニングをこなしてきた。
神津正昭選手(ブルボンスキー部)や井川純一選手(岐阜日野自動車スキークラブ)と帯同してトレーニング出来たことが、大きな要因の一つだろう。
しかし、課題も見つかった。
1周目と2週目の差が18秒あり、後半のスピード持久が課題でもある。
この後、11月25日から北海道旭岳に入り、走り込み、スピードトレーニングへ次のステップへ進めていく。
マイナス7℃のスキートンネル。
新田の調子のバロメーター「よだれ」、
今日も、もちろん絶好調だった。
(調子のバロメーター、よだれが・・・)