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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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パシュート種目で優勝!!

今シーズンから新種目のパシュート。


この種目が4年後のソチで新種目になる可能性があるため、このレースは非常に重要な意味を持っていました。


予選と決勝で争われるこの種目。予選は、自分自身驚くくらい身体が動かなかったのですが、トップと8秒差の3位で通過しました。


決勝は、タイム差でスタートしてゴールした順位になるため、相手との駆け引きが非常に重要となります。


ライバルのイルカ選手(フィンランド)が5秒前にスタートしたので、彼と共に後ろから追ってくる選手から逃げ切り、最後のラストスパートで勝てればいいと思っていました。


しかし、スタートしてすぐにイルカ選手に追いつき、スキーの滑りや身体のキレを見ていると、このまま2人で行くと後ろの集団に追いつかれると思い1周目の前半からスパートをかけました。


[写真]レース中の滑走シーン
(レース中の滑走シーン)


序盤でイルカ選手を振り切り、後ろから追ってきたキリル選手(ロシア)と一騎打ちとなりました。


登りでリードし、平地で我慢して滑るという作戦で、なんとかゴールし優勝することができました。


今シーズンはトレーニング不足でワールドカップや世界選手権を通じて何とか1度だけでも表彰台に立つことができればと思っていた私にとって、今回の勝利は想定外でした。


ただ、ここフィンランドに来てから、調子が上がっていったことが勝因の1つではありますが、ワックスマン、スタッフ、監督など日本チームのサポートがあってこその勝利だと思います。


この喜びをみんなで分ち合えたことが、最高の瞬間でした。


[写真]表彰式での様子
(表彰式での様子)


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