
2011年01月24日(月)[新田佳浩]
フィンランド大会が終わって
今回、第1戦のワールドカップが終了して、感じたことは「まだまだ力がないな」の一言です。
もし本当にパラリンピックでチャンピオンになりたいのであれば、すべてをもう1度見直す必要があるのかもしれない。そんなことを感じる大会でした。
特にロシア選手は、これから成長する選手、そしてすでに強い選手が国の威信をかけて闘う大会になるパラリンピックでは非常に怖い存在になります。
現在の自分に、他の選手に勝る長所や誇れるものは何か?今はまだクラシカルではテクニックやグリップワックスの選定で優位な部分はあるが、いつこの状況が崩れてもおかしくないという危機感があります。
実際にトンネルで行われたスプリントレースでは、グリップワックスの選択に失敗して準決勝で敗退という結果になってしまいました。
でも、あくまで目標は速い選手ではなく、どのようなコース、どのような状況においても必ず結果を出してくる強い選手になりたいと思っています。
今の私では、そんなことを言える立場ではありませんが、いつかそんな選手になりたい。そんなことを考える今日この頃です。