2012年09月13日(木)[新田佳浩]
ロンドンパラリンピックと障害者スポーツ
ロンドンパラリンピックが閉幕しました。
ロンドンパラリンピックを見ていて感じたことは、2つです。
まずはパラリンピックの競技レベルの向上です。
そのことが良くわかるのが、前回のブログでも紹介した南アフリカ代表のオスカー・ピストリウス選手の記録です。
200mで優勝を逃しましたが、100mではメダルを獲得することが出来ず4位でした。
北京大会で優勝した11秒17と同タイムだったにもかかわらず、4位という結果はこの4年間でいかに競技レベルが向上したかを物語っています。
日本チームのメダル獲得数が16個になってしまったのも、そのような影響があったのではないかと思います。
そしてもう1つが、ロンドン市民のパラリンピックへの関心です。
今回のパラリンピックはオリンピックよりもチケットが売れた種目があるそうです。
もちろんイギリスがパラリンピック発祥の原点だったことで、ロンドン市民がパラリンピックを盛り上げようと考えたのかもしれません。
純粋にスポーツ観戦が定着しているからなのかもしれません。
詳細は私にはわかりませんが、今回パラリンピックに出場した選手は今までにないような盛り上がった会場の中で競技を行うことが出来たのは、選手として非常に羨ましい限りです。
ソチパラリンピックがどのような舞台なのか全く想像できませんが、まずはいま自分のできることを頑張るだけです。
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