2012年10月11日(木)[荒井秀樹]
ワールドカップ・アメリカ大会の開催が決定!
スイスで行われているIPCノルディックスキー委員会の会議で、ワールドカップのウクライナ・ポーランド大会中止に伴い、代替地を検討しました。
すぐに代替地といっても、200人近くのホテル手配やスキー場の確保、100名を超えるボランティアなどなど、簡単には決まりません。
ところが急きょ、アメリカのケーブル・ウィスコンシン州のテレマーク・リゾートで2013年1月12日から20日の日程で開催されることが決定!!
アメリカのパラリンピック委員会や地元のスキークラブのご尽力に感謝です。
日頃から、ボランティア活動がしっかりしていないとできないことです。
日本では、競技団体の意向がとても大切ですが、海外では、この地域のボランティア組織やスキークラブ(総合型地域スポーツクラブと思われる)が大会を運営します。ですから、非常にフットワークがいいのです。
今シーズンは、フィンランドのボッカティとロシアのソチの2大会しか準備ができていなかったIPCワールドカップ。
アメリカの「テレマーク・リゾート」でのワールドカップは、昨シーズンに続けて、2年連続の開催となります。
種目は、クロスカントリースキーが、フリー競技のミドル(男10k、女5k)と同じくフリーのロング(男30k、女子 20k)、そしてクラシカル競技のスプリント1kの3レース。
バイアスロンは、ロング(男15k、女12.5k)とショート(男7.5k、女6k)、ミドル(男12.5k、女10k) の3レース、計6レース行われます。
寒さがとても厳しいところですが、昨年は新田佳浩選手の20kmクラシカル優勝など、日本選手が活躍した縁起のいいコースです。
お正月あけの1月9日出発で、早速遠征の手続や準備を始めたいと思います。
(寒さが厳しいケーブル、毛布をかけてスタートを待つシットスキー選手たち(2012年1月))
【インタビュー&現場体験レポート 荒井監督が語る選手たち】
Q. 久保恒造選手はどのような選手ですか?
Q. 太田渡子選手の技術的な強みはどのような点ですか?
Q. 阿部選手との出会いを聞かせて下さい。
Q. 長田選手に期待することを聞かせてください!
Q. 新田選手の強みはどのような点ですか?