2014年08月27日(水)[荒井秀樹]
クラシカル走法でタイムトライアル
阿部友里香選手はニュージーランドの南島クイーンズタウンから車で1時間半ほどのところにある標高1800m、スノーファームで雪上トレーニングに励んでいます。
今シーズンから専属コーチになった長濱一年コーチの熱心な指導が続いています。
今日は、タイムトライアルの日。
2.5kmコースを2周で5kmのタイムトライアルを行う予定でしたが、カナダのマーク選手がバイアスロンの22口径実弾で射撃トレーニングしていることから、右側のコースが閉鎖されていたので、事前に予想はしていましたが、6kmコースでタイムトライアルにしました。走法はクラシカルで行いました。
(スノーファーム)
長濱コーチから前日、「早め早めの準備をして、決められた時間には、すぐスタートできるように」とアドバイスをもらっていた選手たちは、早めのウォーミングアップやグリップのワックス合わせを済ませてスタート。
出来島桃子選手(新発田市役所)は、スケーティングとバイアスロンに特化してきたので、久しぶりのクラシカルトレーニングとタイムトライアルでした。
(出来島選手、久しぶりのクラシカルを頑張っていました)
阿部友里香選手は得意としているだけに、最初から飛ばして身体が動いていました。
リアルタイムで出来島選手に1分30秒以上の差があり、今後、さらに上をめざして頑張ってもらいたいと思います。
(ラスト500m頑張れ)
夜のミーティングでは、長濱コーチが、選手としての心構えやニュージーランドの登山家でエベレスト人類初登頂したエドモンド・ヒラリー氏の逸話を話してくれました。
僕たちはスキーを通じて心身ともに鍛えようとトレーニングに励んでいますが、僕自身、人間的にももっと成長したいと思えたミーティングでした。
(ミーティングでタイムトライアルのビデオでチェック)