
2015年02月18日(水)[アウローラ]
クロスカントリースキー・スプリント・フリーで2位になった阿部友里香と、長濵一年コーチのコメント
国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第2戦4日目、クロスカントリースキー・スプリント・フリーで2位になった阿部友里香と、長濵一年コーチのコメントです。
◎【速報】クロスカントリースキー・スプリント・フリーで阿部友里香が2位!
▼阿部友里香 選手
今日は予選のときスローペースでのスタートになってしまったため、決勝ではピッチを上げて滑ることを心がけた。決勝時に上りで追い越されてしまったが、前を行くブリタニーに必死に食らいつき、板が抜群に滑っていたのでゴール手前で差を詰めることができ、最後の直線で競り勝つことができた。
レースを振り返ると、上りから下りに入る時しっかり足を入れ勢いをつけて下っていくことができ、また滑る板を作ってくれたワックスマンに感謝したい。明日は最終日なので、最後までしっかり滑り抜きたい。
▼長濵 一年 クロスカントリーコーチ
大会4日目、スプリントフリー競技が行われた。 日本は立位・視覚・座位の部に選手をエントリーしメダル獲得に臨んだ。その中で女子立位の部に出場した阿部友里香が、ファイナル決勝でスタート直後から激しい2位争いを繰り広げデットヒートの末、ほんの僅かな差で先にゴールに飛び込み見事、銀メダルを獲得した。
今日の阿部は技術とレースの先々を読めるほどの冷静さがあり、特に技術面では大きく滑らすスケーティングと地形にあった走法の使い分けができて、制動を落さないほぼ完璧なレース運びができた。今日のレースは阿部自身を新たに成長させる内容であり高く評価したい。
旭川大会も明日が最終日となるが、我々は最後まで攻めのあるレースを心がけ一つでも多くメダル獲得ができるよう頑張って行きたい。
(出典元:障害者クロスカントリースキー日本チーム ニュースリリース)
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