2015年11月12日(木)[アウローラ]
第35回大分国際車いすマラソン大会応援ツアーレポート
11月7日~8日にかけて行われた「第35回大分国際車いすマラソン大会」の応援ツアーが行われ、日立ソリューションズグループの「チームAURORA」後援会員を中心に約100名が参加しました。ツアー参加者は、東京の本社だけでなく全国から駆けつけ、7日の土曜日に新千歳空港、仙台空港、羽田空港、中部国際空港、伊丹空港からそれぞれ大分入りしました。
また、同日開会式が大分市内で行われ、長田選手・久保選手ともに参加しました。両選手に会うために、ツアー参加者やスキー部の阿部選手、太田さんも駆けつけました。
しかし、外はあいにくの曇り空。夕方からは雨も降りはじめました。。
(開会式の様子)
(長田選手、久保選手も出席)
(阿部選手、太田さんも応援に駆けつけました)
そして、8日はいよいよレース本番!
時々雨という天気予報が外れ、スタートが近づくにつれて晴れ間が広がり、気がつけば25度を超える暑さとなりました。
ツアー参加者は、スタートを応援してすぐに4km(折り返し8km)地点まで移動するチームと、競技場付近の3km(折り返し9km)地点を応援するチームに分かれての応援となりました。
各自、服のうえからビブスを着て、横断幕など応援グッズを手に、応援ポイントへ。
そして、いよいよ大分県庁前をスタート!
(スタート直後の久保選手(中央))
(3km地点の弁天大橋で待機する応援団)
スタートして3km地点、トップ集団で走る久保選手、そして長田選手とも一瞬で応援団の横を駆け抜けていきました。
(応援団の前を通過する久保選手)
(集団を引っ張る長田選手)
久保選手、長田選手の通過後は道路の反対側へ移動して折り返し後を再度応援です。
特に、坂の上り地点は選手が最も苦しいところ。多くのランナーに「ファイト!」という声援が送られました。
最後は、ゴール地点となる競技場で応援です。
2つのポイントに分かれていた応援団は1カ所に集結し、席の一角を埋め尽くしました。
(競技場へ集結した応援団)
(スタンドから応援)
久保選手はトップから5分ほど遅れて競技場へ入り、7位でフィニッシュ。
長田選手も、想像以上の暑さとなった厳しいレースを耐え抜き35位でフィニッシュ。
ともにラストのトラック1周では最後の力を振り絞った力強い走りが見られ、応援にも力が入りました!
(7位でフィニッシュする久保選手)
(最後の力を振り絞る長田選手)
大会後には、興奮冷めやらぬ両選手と集合写真を撮影。
両選手からは、「厳しいレースでしたが、大きな声援が力になって励まされました。」と疲労が見える中にもなんとかやりきった気持ちと同時に悔しさも入り混じったコメントがありました。
久保選手は引き続き、リオデジャネイロパラリンピックの出場権をかけた戦いに臨みます。
(終了後、長田選手挨拶)
(久保選手に拍手)
(選手、参加者との記念写真)
その後、ツアー参加者は大分空港でお土産などの買い物をそれぞれ楽しみ、帰路につきました。
今回は、昨年を超える人数のツアー参加者が全国の日立ソリューションズグループから幅広く集まり、全員が一体となって力強い声援を送り、大変盛り上がりました。
今後も「チームAURORA」後援会は引き続きこのような応援ツアーを企画し、出場選手や大会を盛り上げていきます!
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