国際スキー・スノーボード連盟（FIS）主催のパラクロスカントリーワールドカップ・ヴオッカティ大会のクロスカントリースキー・フリー10km マススタートを終えた新田佳浩選手、長濱一年監督のコメントをお伝えします。

■談話
▼新田佳浩　選手
本日はフリー10kmのマススタートでした。
昨日、中国勢が非常に力強い滑りだったので、マススタートは同じクラスの各選手がどこが強くて離されるのかを感じるレースだと位置付けてレースに臨んだ。
前半からトップグループからは離される展開にはなったが、最後まで諦めずに落ちてきた選手を吸収しつつレース順位を上げることができたのは収穫だった。
ただ、絶対的なスピードを上げなければ世界には通用しないということもわかったので、次のW杯に向けて準備していきたい。
最後に、応援していただいた皆様、引き続き日本チームの応援のほどよろしくお願いします。

（新田佳浩選手）

（川除大輝選手）

▼長濱一年 監督
本日クロスカントリー競技最終日マススタート10kmフリー種目が行われ、日本は男子座位の部、男女立位の部に9名を出場させ挑んだ。
日本最高順位は男子立位の部の川除の8位だった。昨日に続き雪が降る中のレース、川除は中国勢を意識し前半攻めるも中盤から加速するスピードについて行けずの展開であった。また出場選手の大半は昨日の反省点を活かし臨んだため改善はされたが振るわなかった。
ワールドカップ初戦を終え我々が早急に取り組むことは強豪中国対策、選手含めチーム全体で戦略の見直しを図り、年明けからのワールドカップに気持ちを入れ替え臨みたい。引き続き温かい応援をよろしくお願いします。