2006年12月10日(日)[リフレッシュ講座]
肩こり解消!デスクワークで肩コリコリ編
特集!!肩がこったら、まずは指でぎゅっと押さえよう!
井口深雪元選手のオフィスでできるリフレッシュ講座
【第2回】デスクワークで肩コリコリ、肩こり解消!編
毎日のデスクワークで肩がつらくありませんか?肩こりでお悩みの方、オフィスでできるリフレッシュ講座 第2回は、肩こり解消のメニューを3つご紹介します。肩を回す時も、ちょっとしたポイントがあります!まずは、肩に手をそえて、お試しください。
◆肩こり解消メニュー1 肩回しがラクラク
肩こり解消に、「肩を回すのっていいんですよね?」と、よく聞かれますが、肩こり解消には、肩甲骨が動くように肩を回してあげることがポイントです。
【★1】指でぎゅっと押さえます。
肩甲骨の上から鎖骨の間までがこって痛い時、右肩の場合は左手の指先で、爪を立てるような感じで、あ、痛いなっ!てところをぎゅうっと押さえます。【★1】
【★2】肩甲骨を動かします。
左手はぎゅっと押えたままで、右の肩甲骨を動かして下さい。左手は動かさないで、肩甲骨全体が動くようにします。【★2】
こうすると、筋肉が当たる面がけっこう大きいんですよ。肩は前回しより、後ろ回しの方が、動きとしてよいと思います。
肩の内側で何かがコリコリっと動いて、指にふれるのがわかりますか?
「はい、わかります。」
その感触を感じながら、肩を4、5回まわしたら、指の位置を「ここがもっともみた~い!」というところまでちょっとずらして、肩を大きく回します。【★3】
手をずらすことで、肩の先から首の付け根まで、力を入れないでマッサージをすることができます。
【★3】指を当てる位置をずらしていきます。
自分で肩をマッサージする時って、たぶん手で揉むようにしていたと思うんですけど、そうすると手がすごく疲れませんでしたか?
指を当てて肩を回した方が手も楽だし、肩全体が大きく回ります。肩がこって痛いところが全体的にほぐれてきます。
もう、これでけっこう温かくなってきましたね~。
「ほんとだ~。先生、すごい音しますね。マッサージする人も肩こるんですか?」
あ、こりますよ。私は目がわるいから余計に肩がこりますね。私も手の届くところはこの方法でマッサージしています。
★ポイント:肩回しは、指先でぎゅっと押さえ、肩甲骨を動かそう!
◆肩こり解消メニュー2 肩のアップダウン
肩の上げ下げをしてみましょう。
[1] 肩を上げて、力を抜いておろします。
[2] 肩を下げながら、ぎゅ~と力を入れます。(結構痛い!)
★ポイント:肩の上げ下げは、肩を下げる時にも力をいれてみよう!
◆肩こり解消メニュー3 肩こり解消ストレッチ
肩こり解消のストレッチをやってみましょう。
[1] 肩を胸の前の方でくっつけるようにぐーっと背中を丸く、さらに、丸くします。
ひじとひじをくっつけるような感じで、腕の中に頭を入れてあげます。
丸く、丸く、できるだけ背中を丸くってすると、四方八方に背中が伸ばされます。
[2] 今度は反対に、背中の後ろで肩甲骨と肩甲骨をぎゅ~と、くっつけてあげます。
ギュ~~ッと、まだまだまだ!筋肉と筋肉を縮めて、つぶし合うような感じです。
ここが柔らかくなってくると肩甲骨が浮き上がる感じになります。
★ポイント:背中を伸ばす時は丸く、丸く、筋肉を縮める時はつぶし合うような感じで!
皆さん!肩甲骨はうまく動かせましたか?肩に指を当てて回すだけで、今まで手を動かして揉んでいたのと違ってぐ~んと楽ですね。肩こり解消メニューで肩を温め、肩こりをやわらげてくださいね。
【次回予告】
さて、次回のリフレッシュ講座は、目が疲れた時のマッサージです。
パソコンワークで目が疲れぎみの方、必見!
【関連記事】
★新・特集リフレッシュ講座
「井口深雪のワンポイントアドバイス」
捻挫・寝ちがえでつらい時 冷やして治す!アイシング編
頭が重くてツライ方へ ヘッドマッサージでリフレッシュ!編