2007年12月04日(火)[荒井秀樹]
早稲田大学で講演、スペシャルゲストに長田選手
11月16日、早稲田大学での「トップスポーツビジネス論」の授業で、日立システムスキー部の取組みを、紹介させていただいた。
「日立システムスキー部の挑戦」という演題で、企業と障害者スポーツの新しい関係について語った。勝利と普及、更には市場のトリプルミッションから考察してみた。
僕の拙い講義より、長田の体験談は説得力があった。
早稲田の学生400人も、長田の話を聞いてくれた。
普段なかなか聞けないパラリンピック選手の話だ。
長田は語った。
・21歳でのバイク事故
・2年以上の入院生活
・リハビリでの嫌がらせ
・車椅子生活を受け入れないでいた自分
・初めて社会復帰した日給300円の生活
・救ってくれた車椅子先輩とスポーツの喜び
・夢中になるシットスキー
・家族の応援・・・
静かに語る長田の体験を
人とスポーツの関係がこんなにも大切かと思わせてくれた。
そして、日本の障害者スポーツの現状やパラリンピック選手のおかれている環境を説明した。
将来、企業スポーツの一つとして、このパラリンピックはキーワードになると確信している。企業に車椅子バスケットチームやスレッジホッケーチームがあってもおかしくない社会に将来なるにちがいない。
僕は今、そんな想いから、この早稲田大学大学院のスポーツ科学研究科で学んでいる。
平田竹男先生のトップスポーツマネジメント研究社会人コースだ。一緒に学ぶ同期も各界で活躍している方や大変ユニークな方々ばかりでとても楽しい。
ブログで報告が遅れて申し訳なかったが、
少しの期間、そんな理由で、僕は充電をしていた。
いよいよシーズン到来だ。
充電期間、ためていた想いや
長田の話を聞いていて
僕は、またブログに熱く語りたいと思った。