2007年12月20日(木)[荒井秀樹]
ありがとう、千葉県立泉高校のみなさん
12月の合宿を終わって、千葉県の泉高校へ。
~パラリンピックチームが高校生に伝えたいこと~
「私たちが大切にしていること」
のテーマで、全校生徒に僕と長田選手でお話をする機会を頂いた。
千葉駅から先生が迎えに来てくれた。
泉高校の先生は、事前に千葉駅に行って、
バリアフリーを調べてくれたり、
車椅子で乗り降りできる駐車スペースを確認してくれたり、改めて千葉駅の状況を調べてくださった。
車椅子で移動する方にとって、初めて訪れる駅のバリアフリーはとても気になるところだ。
先生ありがとうございました。
泉高校は、スポーツ用の車椅子を作っているOX社の近くで、千葉市の郊外にある。
僕は、パラリンピックのことを。
長田選手はバイク事故からのことを語ってくれた。
生徒たちも真剣に聞いてくれた。
講演が終わって、質問ありますか?との先生の声に、
一人の男子生徒が手を上げてくれた。
「車椅子贈るのに、リングプル集めている・・」
「ただ、それを伝えたかった・・」と。
僕も長田も、
「ありがとう」と答えた。
校長室から体育館までは階段があって、
男子生徒4人が長田選手を担いでくれた。
みんなも初めてのことだったけど、
長田選手と握手して、記念撮影を先生がしてくれた。
いい笑顔だし、全校生徒も拍手で応援してくれた。
長田は、
「2年後のバンクーバー、応援お願いします」
と力強く宣言した。
とても熱い拍手で応えてくれた。
元気な高校生たちに、
逆に元気をもらっているのかもしれない。
そんなことを感じた泉高校の講演会だった。