2010年01月03日(日)[荒井秀樹]
バンクーバーパラリンピック代表強化合宿も後半戦
年末年始のバンクーバーパラリンピック代表の強化合宿も、前半が終わり、後半戦に入った。
この日、シットスキーの長田弘幸、久保恒造の二人で、
登りのインターバルを行った。
(スピードトレーニング、吠える久保恒造)
(インターバルで大幅タイム短縮の長田弘幸)
久保恒造は、ノルウェー大会と比べても、身体が動いてきた。まったく速さも違うし、
目標は、もっと上だ。
いつも行う登りのインターバル、合宿当初のタイム平均44秒だったが、今は41秒台にアップしている。
長田弘幸も、当初90秒台だったが、70秒までに回復してきた。
気合いを入れながら、登るシットスキーに、コーチからも檄が飛ぶ。
久保恒造のバンクーバーモデルのシットスキーは改良を重ね2kg台までこぎつけた。
LW11使用のシットスキーでは、超軽量だろう。
車椅子マラソンのレーサーのポジションとまったく同じで、世界初のシットスキー。
長田弘幸のシットスキーも、障害の重いLW10用に開発したシットスキーで、腹筋や背筋、体幹の筋力が使えない選手のために開発してきた。
パラリンピックにとって、
選手と用具は、一心同体だ。