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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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優勝した久保選手、太田選手と荒井監督のコメント ワールドカップ第2戦5日目

ワールドカップ第2戦5日目、バイアスロン・ショートで優勝した久保恒造選手、太田渉子選手と荒井監督のコメントです。
引き続き、応援よろしくお願いします!


▼久保恒造
バイアスロン競技の中でも、メインに考えているのはバイアスロン・ショートレースなので、一番思い入れのあるレースだ。


今日は、1発外しても走力で貯金できるように意識してレースに臨んだ。1回目の射撃で、目標にしていたタイムと満射で行くことができたので、2周目も同じ作戦で行くことができた。上位3人は100%の命中率なので、攻めのレースが吉と出た。


明日はアメリカ大会最終日、バイアスロン・ミドルは長丁場のレースとなるので、前半でしっかりと自分のレースを作って挑んでいきたい。


▼太田渉子
私にとって5年振りの優勝は、チームスタッフが少ない中、一丸となって獲得できた優勝だ。私が所属する日立ソリューションズスキー部の後援会長である諸島副社長も現地に応援に駆けつけてくださり、その応援が力になった。


今日のレースは、前日のバイアスロン・ロングレースの反省を生かし、銃とスキー板を変えてレースに臨み、それが結果に結びついた。自分のできることを全て出し切っての優勝なので、素直に嬉しい。
また、急遽、大会日程が変更となり、当初、今日は予定に無かったレースだったが、地元のボランティアの人のおかげでレースが開催できたことを感謝したい。


明日はワールドカップ第2戦最終日なので、世界選手権に繋がる走りができるよう、頑張りたい。


▼荒井秀樹 監督
今日は久保恒造、太田渉子のW優勝を果たすことができた。3位には出来島桃子が入賞し、他の選手も持てる力を十二分に発揮できたと思う。
チームの作戦は、今持てる力を100%出し切ろうとレースに臨んだ。気象が激しく変わる中、急遽、スタート前にワックスの塗り替えを行った。これが選手達の走力に結びついた。


久保恒造の今日の走りは、昨年、同じコースでイタリア・エンゾー選手に1分以上の差で負けていたが、今回は逆に大きくリードしている。これは、シットスキーの改良と夏場のトレーニングの成果が出ており、本番のソチに向けて、更なるステップアップを目指していきたい。


太田渉子も良い走りを見せて、アンナに1周目の前半から走力でリードを奪うことができた。そのことが、ライバル選手にプレッシャーを与え、ミスショットを誘い、太田はノーミスで射撃も優位に戦った。


今日の成果はスタッフや日本で応援してくている会社や家族の全てのみなさんのおかげで、感謝の気持ちを忘れずに明日のレースはチーム一丸となって戦いたい。


(出典元:障害者クロスカントリースキー日本チーム ニュースリリース


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