2013年01月31日(木)[荒井秀樹]
パフォーマンスをアップする寒さ対策
ワールドカップアメリカでは、イタリアチームが防寒対策やローランドの新型シットスキーなど、いくつかの試みをしてきた。
また、ワックススタッフも入れ替えていた。
エンゾ―選手とフランチェスカ選手のシットスキー二人とパメラ選手のスタンディングを中心に強化してくるだろう。
98年の長野パラリンピックの頃は、イタリアチームもブラインドやスタンディング男子の選手もいただけに寂しい気がする。
そう言えば当時、フランスやオーストリアのシットスキーは強くて沢山の選手がいた。今は、ロシアとウクライナが大半になっていて、各国とも選手の発掘が重要だと思う。
大会期間中に、フランチェスカ選手の防寒用品を見せてもらった。ポンチョと、保温装置がついたシューズだ。
体温を下げてしまうとパフォーマンスに影響すると言われているので、日本も対策を急ぎたい。
(イタリアのフランチェスカ選手のポンチョ)
(シューズに保温装置がついている)
特に、次はスウェーデンの厳寒地でソルフティオ。
寒さに弱いバイアスロンのエアーライフルも心配だ。
アメリカチームのライフルのケースは頑丈で、移動の時に安全に持ち運びできると思う。
レースに勝つためにも用具を揃えていきたい。
(アメリカチームの銃ケース)