
2013年05月17日(金)[荒井秀樹]
好成績を裏付ける久保選手のVO2max体力測定
5月15日にバイアスロンの網走合宿が終了しました。
東京は、寒かった網走とは全然違い、真夏日に近い暑さ・・・
同じ日本で、こんなにも気温差があるのかと肌で感じています。
今回の網走合宿の最中に、東京農大の桜井智野風先生に挨拶に行ってきました。
全日本の佐藤圭一選手や久保恒造選手の練習計画などサポートしていただき、そのお礼にです。
また、この日は、久保恒造選手のVO2max等の体力測定を行うというので、立ち会ってきました。
最大酸素摂取量の体重比あたり、トップクラスのクロカン選手で男子で80以上、バイク選手で70以上と言われていますが、
スキー部の新田佳浩選手も高く、クロスカントリースキー選手にとっては、とても大切な能力です。
春先のこの時期でしたが、久保選手は70を超えているそうで、桜井先生からも昨年、スキーシーズン初めの測定結果とほぼ横ばいで、この時期の測定はだいたい下がるのですが、いい状態に「うちのスキー部(東京農大)より、凄いね」と驚かれていました。
(測定が始まる)
(心拍188きつくなってきた)
(心拍191で倒れる)
(動けないでいる久保選手)
測定の運動時間も伸びているし、心拍も190を超えています。
最後は、身体がくずれるまで追い込んでいたので、精神的にも強くなった印象です。
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