2013年10月16日(水)[新田佳浩]
刺激
ラムサウに来て1週間が経ちました。
標高2700mの高所にも徐々に慣れてきたので、スピードを上げた状態での持久走も出来るようになって来ました。
基本的に高所では持久走とスキーのテクニックの確認が中心ですが、街中ではIntensity(きつい)トレーニングが中心です。
目的を持ってトレーニングをしているとあっという間に1日が過ぎてしまいます。
ラムサウには各国の選手がソチに向けてトレーニングを行っています。
私は6月にスキー連盟から内定を頂いていますが、他のチームはこれからが本番です。
9月にVukattiに来ていた選手がラムサウにも来ていたので、話しをすると・・・
まだ、ナショナルチームではないが、11月に行われるフィンランドのムーニョのレースがオリンピック選考で重要になるとのことでした。
「どうにかして代表になろう!!」その思いをもって日々トレーニングしている姿を見るとこちらまで刺激を受けます。
今日はローラースキーコースで、2kmのインターバルを行っていたのですが・・・
全く知らないコーチから、「ブラボー!!」「グッド!!」との応援が・・・
行っているトレーニングや目的は違うかもしれないけれど、目標は1つ。
そのために最善を尽くしているからこそ、言葉や文化というものを越えて共感するものがある。
それこそがスポーツの魅力でもあると思います。
シーズン前のこの時期は、やはりちょっと独特ですがその雰囲気がいよいよシーズンインなんだと思わせてくれます。
この時期には珍しく街中にも雪が積もったので、記念に写真を・・・
(ラムサウの街中から)
写真の山の頂上でトレーニングを行っています。