2016年03月23日(水)[荒井秀樹]
新田佳浩選手がスキーマラソン30kmに出場
急に冷え込んだボッカティ、青い空と眩しい太陽が昇る日は、とにかく寒い。
この日は、スキーマラソンでボッカティが毎年開催しているスキーマラソンにIPC部門を設けた。
シットスキー男女が20km、立位・視覚障害の男女が30kmの距離を走る。
(左からマーク(カナダ)、イワン(ロシア)そして新田)
日本からは新田佳浩選手のみの出場で、ワックス、給水、スタートゴールのサポートを行った。
給水は、3k、5k、17k、23k、26kで新田に摂らせる予定でロシアのイリーナ監督に頼んで、一緒に給水ポイントを回った。
(トヨタのランドクルーザーで、モスクワから車で移動してくる)
とても寒く、コースの奥では、マイナス18℃以下の寒さ・・・
そのため、スキーが滑らず、緩やかな下りでもダブルポールを続けながらの苦しい展開だった。
こういう厳寒の時のロシアのスキー板は滑っている。
諦めないで30kmを走りきり、スタミナやスピード、テクニックも含め、春から秋にかけてさらにレベルアップしないと世界に通用しない。
僕らは、いつも「挑戦者であり、初心を忘れないで邁進したい」と新田選手も決意している。
(朝日が綺麗なボッカティの空)