2016年10月28日(金)[荒井秀樹]
パラリンピックや障がいを伝えていかなければと痛感
先日の北海道新聞社主催の政経懇話会での講演で、「海外の冬季パラリンピックチームが旭川や札幌など、北海道でトレーニングしたいと希望している」と伝えましたが、早速、海外からメールが来ました。
韓国パラノルディックスキーチームのハンさんからで、12月に北海道で行いたいそうです。
バイアスロンの射撃トレーニングを希望していますが、国内の銃刀法の関係で海外選手のトレーニング使用のみの国内へのライフル持ち込みは厳しく、その実現は残念がら不可能なのですが、クロスカントリースキーやシットスキーのトレーニングは可能です。
昨年も12月に来道したのですが、車いすに対応された宿舎でないところを予約してしまい、会場やホテルを変更してトレーニングしたそうですが、例年にない雪不足で、日程を切り上げて帰国してしまいました。
ホテルの合宿を受けた方が、「車いすの選手がいるとは気がつかなかった」そうです。
また、韓国チームからも上手く伝えられなかったようです。
スキー合宿できるエリアの方々にも、もっとパラリンピックのことや障がいについて、伝えていかなければいけないことを痛感しました。
今年こそ、充実した合宿ができるよう期待しています。
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