2017年02月20日(月)[アウローラ]
クロスカントリー・ミドルで8位に入った阿部選手、長濱コーチのコメント
国際パラリンピック委員会(IPC)主催の2017パラノルディックスキー世界選手権大会の最終日、クロスカントリー・ミドルで8位に入った阿部友里香選手と長濱一年コーチからのコメントが届きました。
【速報】世界選手権大会 クロスカントリー・ミドルで阿部友里香が8位!
●阿部友里香選手
本日は前半から攻める気持ちでスタートをきったが、後半までスピードを維持できずタイムを落としてしまった。しかし以前に比べたらだいぶスケーティングも良くなってきているので、来月韓国で行われるプレ大会に向けてもう一度じっくり調整していきたい。
応援ありがとうございました。
●長濱一年 クロスカントリースキーヘッドコーチ
本日、レース最終日は男女クロスカントリーミドルフリー競技が行われ、日本は男女6名が出場した。
天候にも恵まれベストコンディションの中でレースは行われ、女子立位の部7.5km種目に出場した阿部選手の8位が日本最高順位となった。コースコンディションも良かったことで強豪国ウクライナ勢のハイスピードレースに持ち込まれ、終始太刀打ち出来ないままレースを終えることになった。
また、同じ種目に出場した出来島選手は9位、男子立位の部10km種目に出場した佐藤選手が10位、新田選手が17位、岩本選手が19位、男子視覚の部10km種目に出場した高村選手が16位の結果であった。
レースを終え感じたことは、日本チーム全体のフリー競技(スケーティング走法)技術の差を痛感させられる内容でもあり課題点もはっきり見えてきた。
一刻も早い対処が必要で今後スケーティング走法の技術改善、スピード力を身に付けるためにフィジカルトレーニングの重要性も見直し強化に繋げチーム全体のレベルアップを図って行きたい。