
2019年12月17日(火)[アウローラ]
クロスカントリー・スプリント・クラシカル6位入賞の新田佳浩選手と長濱一年監督のコメント
世界パラノルディックスキー(WPNS)主催のワールドカップ第1戦4日目のクロスカントリー・スプリント・クラシカルで6位入賞した新田佳浩選手と長濱一年監督のコメントをご紹介します。
ワールドカップ クロスカントリー・スプリント・クラシカルで新田佳浩選手が6位入賞!
▼新田 佳浩 選手
6位という結果は満足ではありませんが、決勝まで残ることができたことは良かったと思います。
準決勝、決勝を通じて、平地で海外選手に差をつけられた部分は課題ですが、登りで粘ることができたことは今後に繋がると思います。
最後にこの結果を残せたのは、1人の力ではなくチーム一丸となった結果です。
バイアスロンチームには、更に上位を目指して頑張ってもらいたいです。
▼長濱 一年 監督
リレハンメル大会競技4日目の今日はスプリント競技が行われ我々日本チームは男女立位の部と男子座位の部に選手をエントリーし挑んだ。
天候も安定しコンディションの良い中で競技は行われ、男子立位の部に出場したエースの新田佳浩が予選と準決勝を勝ち抜いて決勝へ進み、6位となり日本勢最高順位となった。
新田は今大会3レース目ということでだいぶレース感覚も取り戻しつつあり、レースを重ねるごとに調子を上げてきていた。本日のスプリントは得意とする競技でもあったことで、予選から積極的なレースを繰り広げ、続く準決勝でも危なげなく勝ち抜いた。決勝では予定どおり世界ランキング上位が出そろいスタート直後からハイスピードの展開となり終始デットヒートを繰り広げるも、後半にさらに集団のスピードが加速してつき切れずあと一歩およばず表彰台を逃した。しかし、現在の体調も含めもっている実力以上のパフォーマンスを発揮してくれたことで今後に手応えを感じる兆しあるレース内容であり評価は高い。次のスプリント競技では是非とも表彰台を狙いたい。
また、男子の川除大輝と女子の阿部友里香も予選を通過し準決勝に進んだ。惜しくも敗れ、決勝へ進むことができなかったが調子は上向き傾向で今後期待の持てるレース内容であった。
ほか、立位男子の岩本啓吾と座位男子の森宏明は予選通過には至らなかったがレースを追うごとに技術やスピードを高めてきているため今後のレースに期待を寄せている。