
2014年05月09日(金)[荒井秀樹]
春スキーのジュニアキャンプ
標高2454mの妙高山が美しく、桜が満開の妙高高原。
車を降りてすぐに野生の水芭蕉の群生が見れる国内でも珍しいと言われている「いもり池」があって、朝の散歩が楽しみです。
(いもり池から、水芭蕉と妙高山)
そんな自然がいっぱいの妙高高原で、新田佳浩選手、阿部友里香選手らソチパラリンピック代表選手6名が中心となって、ジュニアキャンプを開催しました。
笹ヶ峰に行けば、まだ残雪があってクロスカントリースキーが楽しめます。
長野・トリノパラリンピック金メダリストで日立ソリューションズスキー部OGの井口深雪(旧姓小林)さんから「長野や松本に全盲でスポーツが大好きな中学生がいますよ」と教えてもらい、早速誘いました。松本盲学校の中島さん、長野盲学校の三井さんが参加し、初めてクロスカントリースキーに挑戦しました。
とても素質があって、将来が楽しみです。
また、長野県から新田選手にあこがれて参加した沓澤君やジュニア強化選手の川除君、富山県から参加した岩本さんなどスタンディングクラスの参加も増えました。
視覚障がいのブラインドクラスは、日野沢君、山越さん、高橋さんも参加。ブラインド全盲選手が多く、ガイドを探すのが大変でしたが、地元のコーチの皆さんや大学生が協力してくれました。
本当に感謝です。予定があった5月の連休をボランティアしていただきありがとうございました。
これからも定期的にジュニアキャンプを開催し、クロスカントリースキーを楽しんでもらおうと思います。
また、ボランティアをしていただける方も探していますので、興味のある方は、ご連絡ください。
(パラチーム残雪合宿とジュニアキャンプを行いました)
(中学2年の川除大輝君。両腕障がいクラスはストックなしで競技をします)
(アドバイスする新田選手)
(クロカンでの下りは踵がうくので、慣れるまで、ちょっと怖いです。でも全盲の中島さん、果敢に挑戦しています)
(スキーを滑らせるようになりました。全盲の三井芽衣ちゃん)
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