
2007年11月14日(水)[新田佳浩]
全国生涯学習フェスティバル あさのあつこさんと本田美登里さんとの対談
全国生涯学習フェスティバルの中で、文学作家、『バッテリー』のあさのあつこさん、女子サッカークラブチーム岡山湯郷Belle監督の本田美登里さんと対談を行いました。
今回の対談の目的は、「目標に向かって行くことの大切さ」や「夢を実現させるために必要なこと」を、対談者の幼少時代の夢や現在の立場になった経緯などを通して、その中で失敗し、考え、悩んだことを話すことで、すぐに何でもあきらめてしまいがちな、若い世代へのメッセージとして伝えていくことでした。
そのなかで『伝える』ということをテーマとして対談したとき、あさのあつこさんが、自分の想いや伝えたいことを文字にすると文章が死んでしまうと話したことが、一番印象的でした。
また本田監督は、まず選手を尊敬し、試合で負けても選手の責任にするのではなく、戦略や調整方法など自分の責任だと考えるそうです。
その中でプラスの材料を見つけ出し、そこを伸ばしていくといった考え方は、ストック1本しか使えないことを悲観するのではなく、いかに有効に活用するかと考えている私にとって同感できる内容でした。
今回の対談は、充実した内容であっという間に過ぎた貴重な時間でした。