2017年12月17日(日)[アウローラ]
【速報】ワールドカップカナダ大会バイアスロンで阿部友里香選手が8位
国際パラリンピック委員会(IPC)主催のノルディックスキーワールドカップ第1戦カナダ大会が12月9日(土)からカナダキャンモアで開幕し、大会5日目の男女バイアスロン・スプリントが行われました。
日本からは6選手が出場し、女子立位の出来島桃子選手(新発田市役所)が7位、阿部友里香選手が8位に入りました。男子立位の佐藤圭一選手(エイベックス)は12位、視覚の高村和人選手(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭)は14位、座位の新田のんの選手(北翔大学)は13位、初出場の森宏明選手(明治大学)は26位でした。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
■IPCノルディックスキーワールドカップ第1戦:カナダ大会5日目
■開催日/12月16日(土)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/16時間 ■開催地/カナダ キャンモア
■天候/晴れ ■気温/-6℃ ■雪温/-12℃
■開催種目/男女バイアスロン・スプリント
男子立位・視覚・座位7.5km
女子立位・座位 6km
●競技方式
・1周ごとに1回射撃を行う
・射撃は1回5発を2回行う
・射撃のペナルティーは1発外すごとに1周150mのペナルティーループを周回する
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数)。()は内訳
例)P=1(0+1)=ペナルティー1。(1回目+2回目)
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【男子】
▼立位の部
佐藤圭一(エイベックス)
12位 21分29秒0 P=5(1+4)
[優勝:ベンジャミン・ダビエ(フランス)
17分00秒8 P=0]
▼視覚の部
高村和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭)
14位 25分51秒8 P=5(2+3)
(ガイドランナー 藤田 佑平)
[優勝:スタニスラフ・チョクラエフ(ロシア、MPAで登録)
17分26秒6 P=0]
▼座位
森宏明(明治大学) 26位 33分50秒3 P=6(5+1)
[優勝:イヴァン・ゴルコフ(ロシア、NPAで登録)
22分25秒1 P=1(1+0)]
【女子】
▼立位の部
出来島桃子(新発田市役所)
7位 19分44秒9 P=2(1+1)
阿部友里香 8位 21分06秒2 P=5(3+2)
[優勝:エカテリーナ・リュミヤンセヴァ(ロシア、NPAで登録) 16分44秒4 P=1(1+0)]
▼座位
新田のんの(北翔大学)
13位 27分11秒7 P=2(1+1)
[優勝:オクサナ・マスターズ(アメリカ)
21分53秒3 P=2(1+1)]
■瀧澤 明博 バイアスロンヘッドコーチ
(JPS専任コーチ)のコメント
バイアスロン競技2試合目の今日はスプリント競技が行われた。男子立位の部に佐藤圭一、女子立位の部に出来島桃子、阿部友里香、男子視覚の部に高村和人(ガイドランナー、藤田佑平)、シット(座位)の部に男子は森宏
明、同じく女子に新田のんの、以上6選手を出場させ挑んだ。
女子の出来島がインディビィデュアル競技に引き続き日本最高位のペナルティ2で7位となった。阿部も出来島に続いてペナ5で8位となった。阿部は1回目ペナ3と出遅れ9番手、2回目の射撃に期待したが、修正をしきれずペナ2合計ペナ5で8位に終わった。
明日はパシュート競技で本日のタイム差で1位からスタートし、4回射撃しゴール順が成績となる。ペナを抑えれば入賞上位が望めるので期待したい。
その他では、男子の佐藤が12位ペナ5、高村が14位ペナ5、新田が13位ペナ2、初挑戦の森が26位ペナ6の結果に終わった。明日は今大会の最終種目なので少しでもペナを抑え入賞以上を目指したい。
(出典元:パラノルディックスキー日本チーム ニュースリリース)
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