2015年12月09日(水)[新田佳浩]
各国のパラアスリートは
北欧の広大な地域にあたる「ラップランド」と呼ばれるフィンランドのサーリセルカ、そして場所を移動してボッカティで行われる約1ヶ月のトレーニング合宿も中盤に差し掛かってきました。
トレーニング自体は非常に順調です。
ボッカティに来てからは、15秒程度の短いものから、1000m程度のインターバルトレーニングなど、スピードトレーニングでシーズンに向けて滑ることのできる身体作りを行っています。
さて、日本チームはボッカティでトレーニングを行っていますが、各国のパラアスリートは何をしているかというと・・・
ロシアでのワールドカップに参加しているのです。
サーリセルカでFIS(国際スキー連盟)のレースに出場していたイルカ選手(フィンランド)は、レース後にロシアで行われているワールドカップに出場しています。
また、ノルウェー、ドイツ、フランス、そして韓国も大会に出場しているようです。
リザルトを見る限り、今年もロシアチームは強いという印象を受けます。
イルカ選手と私の力はほぼ同等なので、ワールドカップに出場していても、表彰台に立てたかどうか微妙なところです。
それだけ海外選手がレベルアップしてきていると感じます。
その選手たちに負けないためにも、このシーズンでしっかりと技術・体力を向上させたいと思います。
(サーリセルカの夕焼け)
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